テキスト
オブジェクトにはテキストを設定できます。
テキスト編集の開始
テキストの編集を開始するには、オブジェクトをダブルクリックするか、右クリックメニューから「テキスト編集」を選びます。
テキスト編集の終了
テキストの編集を終了するには、オブジェクトの外側をクリックするか、メニューの「戻る」を選びます。
ショートカットキー
- Ctrl+Z:元に戻す
- Ctrl+Y:やり直す
- Ctrl+A:全て選択
- Ctrl+C:コピー
- Ctrl+X:切り取り
- Ctrl+V:貼り付け
フォント
フォントを設定するには、まず設定したいテキストの範囲を選択してください。
文字の太さ
文字の太さは「W=400」が標準で、数字が小さいと細く、数字が大きいと太くなります。
文字色
文字色を設定するには、まず設定したいテキストの範囲を選択してください。
塗り潰しと縁取り
- 文字色は「現在の設定」リストの下から順に描画されます。
- 太さが0の場合は文字の塗り潰しで、それ以外の場合は縁取りになります。
- 縁取りの太さは差分ではなく絶対値で指定します。
- 太さの数値は線中心の内側と外側の合計値です。通常、内側は塗り潰されるので、それを考慮して太さを指定してください。
- 例えば塗り潰し色の外側に、1mm幅の縁取り、更にその外側に2mm幅の縁取りを行いたい場合、それぞれ2mmと6mmを指定します。
切り抜き
- 色を「透明」に設定すると、「現在の設定」リストの下層の色を描画後に、指定された太さの縁取り部分又は塗り潰し部分を切り抜きます。
- 「半透明/グラデーション」で透明度を1にして透明にした場合は切り抜かれません。
角の形
縁取りの角部分の処理方法を指定します。マイター限界は線の中心からの距離を、線の外側の幅(つまり線幅の半分)に対する倍率で指定します。√(2)以上で90°の角を、欠けずに描画できます。
線
下線、打ち消し線、上線を設定します。設定するには、まず設定したいテキストの範囲を選択してください。
- 基本的には文字色の設定と同じですが、太さは0より大きい数値を指定してください。
- 縦書きの場合、上線は右側、下線は左側に描画されます。
- 距離を指定すると、マイナスの値で基準位置より上(縦書きの場合は右)、プラスの値で下(同左)に線を移動させます。
段落
段落の設定を行うには、まず設定を行いたい段落にキャレットを移動させてください。複数の段落にまたがる範囲を選択した状態で設定すると、その範囲の全ての段落に適用されます。
ソフトハイフンを表示する
Unicodeには、長い英単語の途中に改行位置を設定して、改行する場合はハイフンを表示するように指示する「ソフトハイフン」というコードがあります。この設定では、テキストにソフトハイフンが含まれていて、そこで改行を行う場合に、ハイフンを表示するかどうかを指定できます。
文字間隔
文字間隔を設定するには、まず設定したいテキストの範囲を選択してください。
差し込み
ExcelファイルやCSVファイルからデータを差し込んで印刷するための設定を行います。
- ExcelファイルはxlsxファイルまたはExcel97以降のxlsファイル
- CSVファイルはUTF-8エンコード推奨
データファイル
差し込みの設定は、データファイルへのリンクとして保存されるので、印刷時にもそのデータファイルが存在している必要があります。
リンクはデータファイルの絶対パスで保存されます。
メリット
データファイルの内容を変更しても、設定をやり直す必要はありません。最新のデータを差し込んで印刷することができます。
デメリット
データファイルの名前を変えたり、移動させたりすると、データを読み込むことができなくなります。
縦書き
テキストの編集を終了した状態で、オブジェクトの右クリックメニューから「縦書き」を選んで、横書きと縦書きを切り替えます。
余白
オブジェクトのサイズよりテキストの描画領域を小さく設定するには、オブジェクトの右クリックメニューから「テキストの余白」を選んでください。
- 最終更新:2016-11-20 21:31:55